大学の紹介
学長メッセージ
建学精神
日本の伝統や文化に基づく心を
21世紀に活かします。
創学者・蜷川親繼(にながわ ちかつぐ)先生は建学精神の中で、「これからの日本を支えていく青年は、法の知識のみならず温かい人格をも兼ね備えなくてはいけない」と説かれ、本学における人格教育の指針として次の四條目を挙げられています。
教育理念を象徴する“四條目”
-
恩愛禮義
父母の慈愛や人々のまごころの恩を温かく受けとめて礼と義とを尊ぶ。 -
清明和敬
清く明るくさわやかな心を養い、和と敬の心を保つ。 -
重厚中正
重みと厚みのある学問を修め、正しい道を明らかにする。 -
祖風繼承
祖先から受け継いだ文化伝統を守り、さらに発展をはかる。
大学の目的
「本学は、我が国祖先以来の歴史と伝統に基づく日本文化の根源を尊び、祖先を敬い、国典を考究し、日本民族の美風と叡智を継承し、我が国先哲を仰いで学と道を学び、文化の進展に貢献し、重厚中正かつ誠実な国民を育成する建学精神により、教育と学問の探究を行うことを目的とする。」
(日本文化大學学則第1条)
法学部の目的
「法学部は、建学精神を基礎として法律学及びその関連諸分野の教育及び研究を行い、法的思考力豊かで次代の国家を背負う指導的人材を育成し、併せて研究成果を通じて社会の発展に寄与することを目的とする。」
(日本文化大學学則第2条第2項)
沿革
600年間に及ぶ伝統と実績を
受け継ぐ「日本文化大學」
日本文化大學の起源は、室町時代に草創された有職故実(現代の歴史学・政治学・法学に相当する分野)の学塾「柏樹書院」にあります。その第22代当主であった蜷川式胤(にながわ・のりたね)先生は明治初期、日本の多くの法律の草案作成に貢献するとともに、外国文明の啓蒙と日本文化の世界への発信・紹介に尽くしました。第二次大戦後、第24代当主・蜷川親繼(にながわ・ちかつぐ)先生は、日本の伝統や文化が滅んでしまうことを危惧し、国家や各界の指導者たるべき人材育成を目指して、柏樹書院の伝統と実績を模範とした「手作り教育・徹底した少人数教育」による大学=日本文化大學の開学を決意したのです。
- 1976年
- 1号館、2号館落成
- 1978年
- 日本文化大學法学部認可・開学
- 1979年
- 剣道場、弓道場落成
- 1981年
- 3号館落成
- 1985年
- 食堂棟、庭園完成
- 1987年
- 体育館落成
- 1989年
- 運動場整備、全天候型テニスコート増設
- 1992年
- 4号館、AVホール竣工
- 1993年
- 柏樹記念館(5号館)、蜷川会館(新学生食堂)落成、新弓道場改築
- 1999年
- 総合グラウンド完成
- 2002年
- サークルスクエア、遊歩道完成
- 2007年
- 法学研究室、ティーラウンジ、パウダールーム(新設)
- 2008年
- 2号館改修、模擬法廷新設、柔道場整備
- 2010年
- 新サークルスクエア(体育館)落成 / 第2柔道場整備
- 2011年
- メディアセンター(新図書館、新コンピュータールーム、新学生支援室など)落成
- 2014年
- 和敬の道完成
- 2016年
- 新サークルスクエア(グラウンド、テニスコート)人工芝敷設・夜間照明設置
- 2017年
- 立志館(新柔道場)落成 / 楽工舎落成
- 2019年
- 新2号館 落成
- 2022年
- 正門改築
- 2023年
- NICHIBUN SAKURAFIELD 完成
学章・大学歌
日本文化大學 学章
開学以来使用されている、日本文化大學の学章です。
日本文化大學 シンボルマーク
日本文化大學(NIHON BUNKA UNIVERSITY)の頭文字「N」をモチーフに、i(私)がN(ニチブン)というステージで上昇していく様子をイメージしています。赤の曲線は日の丸をイメージし、日本の伝統や文化を表現。それを支える赤い柱は人材教育の大学の姿勢を意味しています。青の「i」は人を表し、これからの有望な人間育成を表現。黒の丸は和と敬の心を持った人格人材を意味しています。大学生活4年間での成長を象徴するシンボルマークとして未来に飛躍する力を表現しています。2015年4月より本学のシンボルマークとして制定されました。